FUKUOKA SEEDS


「Agave/アガベ」とは学名なのですが、和名では「竜舌蘭(リュウゼツラン)」と言われています。
 
多肉植物の一種と知られる植物なのですが、耐寒性が高く日本でも育てやすい品種が多くあるようです。
 
どちらかと言うと、育てやすいというのは初心者にはありがたいことですが、齢50歳と5カ月にして、はじめてのAgave育成チャレンジは、トゲトゲがかっこ良すぎてはじめたんです。
 
今は何をはじめるにしてもGoogle先生のおかげで調べ事がスムーズに進みますよね。
 
Agaveについて調べた結果は、実はよく分からなかったんです。
 
種類によって違うのだろうけど、その品種の最大サイズになるまでの期間など知りたいことが全然わかりませんでした。
しかし、とりあえず気長にやるしかないだろうと予想だけして、はじめることにしました。
まずは、
 
 

 
 

購入した種とその種類は

種はヤフオクなどで購入しました。
 
種はseed stockさんから購入しました。
 
 

購入した種一覧

  1. Agave isthmensis アガベ イシスメンシス 雷帝
  2. Agave seemanniana アガベ シーマニアナ
  3. Agave victoriae-reginae ssp. アガベ 笹の雪
  4. Agave montana アガベ モンタナ
  5. Agave titanota-blue アガベ チタノタ ブルー
  6. Agave utahensis ssp. utahensis アガベ ユタエンシス
  7. Agave potatorum var. アガベ ベルシャフェルティ
  8. Agave havardiana アガベ ハバルディアナ
  9. Agave parryi var. truncata アガベ トランカータ
  10. Agave nussaviorum アガベ ナサビオラム

 
 
ヤフオクで購入した後、seed stockさんのWEBショップからも直接く購入して、結局は10種類もの種を購入してしまいました。
 
上記10種類のAgaveについて、本来なら成長過程などを記録して報告できればと思ってはいたのですが、せっかちな性格が幸いしていきなり始めちゃいました。
 
ということで、まずは種まきから約1カ月程度の経過についてですが、記事にしてみたいと思いますので最後までお付き合いいただければと思います。
 
 

下準備から種まきまで

Agaveを種から育てるには?
 
もちろん、Google先生に尋ねしました。
 
いろんな方法があるようですが、まず最初に種子が発芽する前に糸状菌などのカビにやられないように、半日から1日程度ベンレート2000倍希釈液に浸すことにしました。
 

ベンレート2000倍希釈液に半日~1日程度浸したあと、いよいよ種を蒔く段階なのですが、普通通りという水を含ませた脱脂綿上に種を置いて発芽させるするのを待ちました。
 
 

Agaveの発芽までの期間と発芽のようす

本来ならば、温度や湿度などの環境を整えることも必要かと思いますが、私はB型なんですよね。
 
とにかくやっちゃえって性格なんです(笑)
 
しかし、土はきちんと整えました。
 
これも正解はないと思いますが、とりえあず多肉植物などを販売している植物園、ガーデン、花屋さんの店員さんに聞きまくって、こんな感じにしました。
 

  • ・種まき用土は赤玉土小粒(硬質)とパーミキュライトを1:1で混ぜる
  • ・用土は種を蒔く前に熱湯で殺菌する

 
今回は、発芽を水を含んだ脱脂綿にて行う場合と、直接用土に種を蒔く場合の2パターンを試してみました。
 
本来試すということは、10種類の種子に対して、5粒ずつ脱脂綿バージョンと用土バージョンで比較みたいなことをすべきでしたが、結局は以下のような感じでやりました。
 

水を含んだ脱脂綿で発芽を促すパターン

  1. Agave isthmensis アガベ イシスメンシス 雷帝
  2. Agave seemanniana アガベ シーマニアナ
  3. Agave victoriae-reginae ssp. アガベ 笹の雪
  4. Agave montana アガベ モンタナ
  5. Agave titanota-blue アガベ チタノタ ブルー
※こちらをパターン①とします。
 

用土に種子を蒔き発芽を促すパターン

  1. Agave utahensis ssp. utahensis アガベ ユタエンシス
  2. Agave potatorum var. アガベ ベルシャフェルティ
  3. Agave havardiana アガベ ハバルディアナ
  4. Agave parryi var. truncata アガベ トランカータ
  5. Agave nussaviorum アガベ ナサビオラム

※こちらをパターン②とします。
 
 
パターン①の発芽状態はこんな感じです。

これは約2週間後に、脱脂綿から用土に移し替えた後の状態となります。
 
ここでやらかしたことがあるんです。
 
 
どれがどれか分らんようになった(笑)
 
笑い事じゃない💦
 
大きくなれば判別できる可能性はあると思いますが、今時点ではどれがどれで、例えば10粒中いくつ発芽したかなどまったく分からなくなりました。
 
 
こちらはパターン②の発芽状態です。

こちらは用土に種を蒔いてから11日後の様子です。
 
アガベ ナサビオラムだけは、10粒中4粒(40%)の発芽しかできませんでしたが、その他はほぼ90%が発芽できました。
 
今日は6月7日ですが、種を蒔いてからパターン①は38日経過しており、パターン②は14日経過しています。
 
パターン①はだいぶ様変わりしてきました。
 
今のところ、どちらのパターンも腰水で水分を多めにして様子を見ています。
 
パターン①は室内の出窓において、自然に任せて日光を浴びさせています。
 
パターン②は納屋において、ほぼ無風の状態で1日12時間LEDを照射させています。
 
 

今後の発達状況に期待大!

今後もAgaveの実勢記録を続けて報告したいと考えております。
 
Agaveは発芽さえしてしまえば、1ヶ月経過したものが脱落することは少ないそうです。
 
育てやすいということはありがたいですね。
 
パターン①はすでに1ヶ月経過しているため、確かに今の時点で枯れてしまいそうなものなどありません。
 
中には小さなトゲトゲも見え始めてAgaveらしくなりつつあるものもあります。
 
私は形的には”雷神”が好きなのですが、雷神はどちらかというと小型種だということですが、それでも葉は広げると90cmくらいになるということなので、今から楽しみでなりません。
 
今後はもっと写真を多めに報告していきたいと思いますので、更新までしばらくお待ち下さい。


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