大型熱帯魚を好きになったきっかけはブラックアロワナの稚魚を見てからでした。
👆のブラックアロワナはヨークサックを付けている生まれて数週間レベルの稚魚でしょうか。
ヨークサックがついた稚魚は飼ったことがありません。
今まで数十匹の稚魚を飼育してきましたが、残念ながら大きく育ってくれたのは数匹だけです。
それだけ、ブラックアロワナの稚魚の飼育は難しいと感じています。
今までトライした飼育方法、その結果などをまずはまとめてみたいと思います。
Contents
最初の一匹。ブラックアロワナの稚魚を生まれて始めた飼ったときのこと。
一番初めに飼った稚魚は、45cm水槽に単独飼いでした。
はじめて行ったアクアショップでブラックアロワナの稚魚を見て、ヒトメボレしました。
水槽がまだ立ち上がっていなかったため、購入はひかえてまずは水を作ることに専念しました。
熱帯魚飼育をはじめたばかりのとき、一番苦労したのは水槽の立ち上げでした。
水質を安定させるのが非常に難しかったのを覚えています。
特に45cmの水槽だと水量が少ないため、水質が安定したと思ったらすぐに崩れるみたいな感じでなかなか水が作れませんでした。
やっとの思いで水槽の水が安定してきたので、あらためてブラックアロワナの稚魚を購入しに行きました。
我が家にやってきたはじめてのブラックアロワナの稚魚くん。
残念ながら、次の日には★になってしまいました。
原因は、飛び出しでした。
仕事から帰ったら、干物になったブラックアロワナの稚魚が部屋の片隅に横たわっていました。
最初のブラックアロワナの稚魚飼育はあっけなく終わってしまったんです。
これにより、かわいそうなことをしてしまいましたが、ちょっとした隙間も飛び出してしまうかもしれないという大きな経験を得ました。
ちゃんと埋葬して、ごめんなさいと謝ったことを思い出しました。
そして、ブラックアロワナの稚魚飼育の無限ループに
それから暫くはブラックアロワナの稚魚飼育にチャレンジできませんでした。
飼い始めて2日目で★になってしまったことにちょっとショックもありましたし。
まぁまぁお値段的に良いものだったので、そっちのショックもありましたので。
しかし、熱は全くおさまらず、ショックも束の間、次の稚魚を探しました。ショックを受けていたのはせいぜい1週間程度だったと思います。
近くのアクアリウムショップには、ブラックアロワナの稚魚を扱っているところがなかったため、ネットで調べました。
この時点で生体をネットで購入したことがなかったため、ちゃんと生きて届くのかなど不安もありましたが、ネットで購入する以外方法がなかったため、思い切ってオーダーしました。
しかも今度は2匹。
これは飼い始めて少し経過したときの写真です。
最初は同じくらいのサイズだったんですけど、餌を食べる量が違ったのか?上下関係があってこうなったのか?
そもそも2匹混泳でよくここまで無事に育ったなと思っていました。
この時は全く分からなかったんですが、混泳って結構難しいんです。
必ず上下関係が起こって、小さい方が虐められて気づいた時にはボロボロになっててという経験が多々あります。
暫くセパレータとかで仕切って飼育していて、もう大丈夫かなと思ってセパレータを外した途端に上下関係が成立してどちらかがボロボロになるパターンは凄く多いです。
でも、この時はこれだけ大きさに差が出たのに、どちらも元気に成長していました。
他のパターンと違うことは、水草水槽で混泳させて飼育していたことくらいでしょうか?
あとはほとんど、ベアタンクや障害物の少ない水槽で飼育していました。
障害物があると、水槽の掃除に手間がかかるというデメリットがありますが、魚的には隠れる場所があったりとメリットの方が多いのかもしれません。
この時は、この2匹が大きくなるスピードが速すぎて、大きな水槽を準備する時間が足りなかったため、水質悪化で★になってしまいました。
この時は60㎝の企画水槽で飼育をしていました。
なるべく早い段階で90cm以上、できれば120cm以上の水槽を準備する必要があるかと思います。
飼育数、環境などをまとめた一覧
- 単独飼育
- 2匹混泳飼育
- 3匹混泳飼育
- 2匹セパレータ使用飼育
- 3匹セパレータ使用飼育
共通していることとしては、
・飼育開始時の水槽サイズは60㎝~90cm、その他の混泳魚あり、障害物は見栄え重視で流木のみ、ベアタンク若しくはガーネットを敷く。
・ろ過装置は投げ込み式のフィルター、上部フィルター、外掛けフィルター、外部フィルターを組み合わせでセッティング。
くらいでしょうか。
今、複数同時に飼育するときは、必ずセパレータありです。
ブラックアロワナの稚魚飼育で気をつけるべきなたった一つのこと
一言に尽きます。
体の大きさに見合った餌を与えること。
特に小さいときは食べられない大きさの餌は残されると水質悪化にもつながり、すぐ★になります。
小さいときはほんとに弱いです。
体長が15cmくらいになるまでは油断大敵です。
まだ10㎝前後の時に、食べれるかなぁと思って、メダカを入れた時があったのですが、メダカが水槽の温度やpHがあわなかったのか、仕事から帰るとほどんどのメダカが★になっていたのですが、ブラックアロワナも一緒に★になっていた時もありました。
いっぱい食べて早く大きくなってほしいと、無理に食べれないような餌を与えるのはNGです。
当たり前のことかもしれませんが、飼育をやっていると分かっていてもやりがちなことの一つだと思います。
稚魚から抜け出すくらいまでは慎重に慎重を重ねて、餌を与えることが必要です。
あとは稚魚の時は食べる餌をあげるというのが良いかと思います。
栄養が偏らないようにいろんな餌をあげるのが良いのでは?とも思いますが、そもそも何でも食べてくれるという前提が必要になります。
結構な偏食な子らが多いです。
食べてくれる餌をあげることで、食べずに痩せすぎて★になったり、食べ残しによる水質悪化で★になったりする確率を下げることができと思います。
まとまった情報を提供するのは難しいですね。
飼育を毎回記録していたわけではないので、記憶を手繰りながら書いているためまったく情報として価値がないかもしれませんが、そのうち書き方もうまくなれば、内容なども精査されて良い情報を提供できるようになるかもしれませんので、とりあえずは今後もこんな調子で書いていきますが、お付き合いよろしくお願いします。
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